目的 |
エキゾーストパイプのサビを除去して、耐熱塗装で仕上げる |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
2時間〜 |
必要工具 |
スパナ、ソケットレンチ、プラスドライバー |
準備するもの |
耐水ペーパー(#240, #400)、メタルコンパウンド、耐熱塗料、水、バケツ、ゴム手袋 |
今回はCBR250RR(MC51)のエキパイを磨いてピカピカにします。
手順
- エキゾーストパイプを取り外す
- 耐水ペーパー(#240 → #400)でサビを除去
- メタルコンパウンドで研磨仕上げ
- 脱脂 → 耐熱塗装で仕上げ
- 元に戻して完了
中古で買った3年落ちの二ダボ。
みてください。この錆び錆びの醜いエキパイ...
3年でこんなに汚くなりますか?
前オーナー、保管場所の風通しはあまりよくなかったのかなと推測します(^_^;)
参考までにみなさんの二ダボのエキパイ、ツイッターで画像投稿してくれると嬉しいです!
ツイッター:ざぶろー(@k_cbr250_rr)
話を戻すと、個人的にカウルの隙間からチラッと見えるキラキラのエキパイってすごくセクシーだと思うんですよね。
2本であったり4本であったり複数のパイプが曲線を描いているのが美しいと思う。
特にネイキッドタイプは、ヘッドライト、タンクに次ぐ、第三の顔と言ってもいいぐらい美観を表現する部分だと思っています!
逆にいうとエキパイが錆びてたり汚れてたりするとそれだけ印象も良くない。
エキパイは地面に最も近いパーツの一つで、タイヤに次ぐ過酷な環境であることから、痛みが一番出やすい場所でもあります。
でも、なるべく綺麗に保ってあげたいですよね。
見方を変えると、エキパイが綺麗なバイクは手入れされている証なので、中古車の購入する時のポイントにしても良いと思います!
他方で、美観の問題だけでなく、サビが発生したまま放置すると最悪穴が開いてしまうので早めに処理しておく必要があります!
エキパイを外さずにできたらいいですが、手が入りづらい裏側も同じぐらい錆びているので外して作業必須です。
他の塗装部分と違ってガシガシ磨くことができるので、ある意味気合と根性があればカンタンに綺麗に保てる漢なパーツであるとも思いますw
というわけで、早速エキパイを磨いていきます!
準備するもの
準備するもの
- 耐水ペーパー #240, #400
- メタルコンパウンド
- ガスケット × 2個(エキパイを戻す時に新替え必要)
- パーツクリーナー(脱脂用)
- 耐熱塗料(シルバー)
耐水ペーパーセット サンドペーパー (#240~3000 11種類 各3枚入り 計33枚)
ワコーズ MTC メタルコンパウンド 万能金属用磨き剤 120g V300
キタコ(KITACO) エキゾーストマフラーガスケット(XH-12) RVF400/ホーネット250/FTR223/CB223S等 963-1000012
KURE(呉工業) パーツクリーナー プラスチックセーフ 3021 420ml
KURE(呉工業) 耐熱ペイントコート シルバー (300ml) 金属パーツ用耐熱塗料 [ 品番 ] 1065 [HTRC2.1]
耐熱塗料は好みで。(シルバー、ブラック、クリア)
エキパイを車体から外す
まずは右側のカウルをはすして、エキゾーストパイプとサイレンサーを外します。
外しました。
サイレンサーは雨水等が入り込まないよう屋内に保管しておきます。
みてください。このひどいエキパイ...
見た目は産業廃棄物のそれ。
サビは放っておくと進行して、最悪の場合穴を開けてしまいます。
穴が開くと、音が漏れて爆音になるのと、触媒を通らない排気ガスがそのまま漏れるのでウン万するエキパイごと交換を強いられてしまいます...
なので、ピカピカにしなくとも、サビだけは落としておく必要があります!
耐水ペーパーで磨く
まずは「#240」で水をつけながら荒削りしていきます。
こまめに水をつけながらやるのがコツです。
目詰まりすると効率が落ちるので。
とりあえず広範囲に磨くので、ハンドルを使ってて指先の力を温存します。
ざーっと磨きました。
表面の銀色が見えるほどになりました。
次は手で曲線部分や、細かいところを磨きます。
磨きやすいよう耐水ペーパーを小さくカットします。
とりあえず、#240 → #400の順でざっくりサビを落としました。
こだわるなら#800までやってもいいと思いますが、塗装してしまうので、サビを落とせる#400まで十分です。
2日に分けて合計3時間ぐらいやってしまいました。
手で磨くのはむちゃ大変(⌒-⌒; )
でも耐水ペーパーでサビはほぼ除去!
銀色が輝いてきました。
これだけ綺麗になってくれると気持ち良いですね!
耐水ペーパーセット サンドペーパー (#240~3000 11種類 各3枚入り 計33枚)
ワコーズ MTC メタルコンパウンド 万能金属用磨き剤 120g V300
メタルコンパウンドで磨く
メタルコンパウンドで磨きの工程を仕上げていきます。
少量をつけながら、手袋で磨いていきます。
取説には「布で研磨」と書いていますが、布に薬剤が染み込んでしまって効率が悪いと見かけたので、ビニール手袋で直接研磨していきます。
全体的にサクッと磨く程度です。
磨いたら、ウエスやキッチンペーパーで薬剤を拭き取ります。
まあまあ綺麗になりました!
▼BEFORE
▼AFTER
比べてみると全然違いますね。
やればやるだけ綺麗になりそうですが、この手の作業はいくらでも時間が溶けてしまうので、目的を決めて完了させる必要があります。
仕上げに塗装してしまうので、今回の目的は「サビを落とすこと」です!
耐熱塗料で仕上げ
最後に耐熱塗料(シルバー)で仕上げていきます。
こんな感じでギンギラ銀になりました!
ちょっとスプレー吹いている途中から感動しています。
むちゃ綺麗...
薄く吹いて乾燥を2〜3回繰り返して仕上げ完了です。
KURE(呉工業) 耐熱ペイントコート シルバー (300ml) 金属パーツ用耐熱塗料 [ 品番 ] 1065 [HTRC2.1]
磨いたエキパイを車体に戻す
まずガスケットを新品に替えます。
古いガスケットは潰れて固着しているので、マイナスドライバーなどで弾くようにほじくり出してください。
CBR250RRのガスケットはM12ですが、ご自身のバイクのサイズに合うものを確認してくださいね!
キタコ(KITACO) エキゾーストマフラーガスケット(XH-12) RVF400/ホーネット250/FTR223/CB223S等 963-1000012
いざ取り付けへ。
ビフォーアフターでご覧ください。
やばいっすね。
カウルの隙間からチラッと見えるギンギラ銀のエキパイが超絶セクシーです。
フルカウル車はネイキッドに比べてそこまでエキパイは主張しないけど、こうやってさりげない瞬間に見えるエキパイが輝いていると全然違いますね。
むちゃくちゃ気分良いです♪( ´▽`)
これからは定期的に磨いて綺麗な状態を保ってあげたいと思います♪( ´▽`)
使用したものまとめ
- 耐水ペーパー #240, #400
- メタルコンパウンド
- ガスケット × 2個(エキパイを戻す時に新替え必要)
- パーツクリーナー(脱脂用)
- 耐熱塗料(シルバー)
耐水ペーパーセット サンドペーパー (#240~3000 11種類 各3枚入り 計33枚)
ワコーズ MTC メタルコンパウンド 万能金属用磨き剤 120g V300
キタコ(KITACO) エキゾーストマフラーガスケット(XH-12) RVF400/ホーネット250/FTR223/CB223S等 963-1000012
KURE(呉工業) パーツクリーナー プラスチックセーフ 3021 420ml
KURE(呉工業) 耐熱ペイントコート シルバー (300ml) 金属パーツ用耐熱塗料 [ 品番 ] 1065 [HTRC2.1]
今回手で磨きましたがむちゃくちゃ大変でした。
次からは電動使います...
マキタ(Makita) 充電式防じんミニサンダ 18V バッテリ・充電器別売 BO480DZ
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